主催:戌年蔵元の会

北島酒造
北島酒造

 「御代栄」の名は、大伴家持が万葉集で詠んだ「天皇の御代栄むと東なる陸奥山に黄金花咲く」の歌に因んでいます。平成14年にはこの定番のブランド「御代栄」に加え、新たに「北島」ブランドを立ち上げました。私たちは、この地で先人が生み育てた伝統の酒を守るだけでなく進化させ、新しい日本酒の世界を発信し続けてゆきます。


北島酒造は旧東海道沿い。水口宿と石部宿の間にある湖南市(旧甲賀郡甲西町)にあります。今も蔵の前には、江戸の時に思いを馳せながら一歩一歩、歩を進める歩こう会さんの姿が絶えません。

良質な近江米、鈴鹿山系のやわらかな伏流水、湖国ならではの冬の冷え込み・・・この土地の恵みを最大限に生かせるよう、心を込めて丁寧に造っています。伝統の「御代栄」と挑戦の「北島」。この二つのブランドを柱に、派手さはなくともそっと食事に寄り添い、すっと身体に沁み渡る、そんな地酒を目指しています。

 

瀬古酒造
瀬古酒造


1869年(明治2年)創業、約150年に渡り、忍者の里 甲賀で酒造りのを続けております。地元産の米と、鈴鹿山系伏流水の地下水を使い、純米酒にこだわり美酒を醸します。

 

甲賀忍者発祥の地、滋賀県甲賀市甲賀町に明治21869年に創業、約150年に渡り酒造りを営んでおります。近くには、甲賀流忍者屋敷や油日神社があります。米作りに適した土壌に恵まれ、高品質な酒米と鈴鹿山系伏流水の豊富な地下水で純米酒にこだわり酒造りを続けております。

 

田中酒造
田中酒造

明治44年(1911年)創業。

初代 治三郎が一念発起し醤油醸造業を経て造り酒屋を始める。二代目治三郎(吉蔵)の代では酒造業だけでなく林業、不動産業と大きく繁栄。現在、当主が五代目となる。

蔵の前を伊賀に抜ける街道が通り、古くから伊勢に旅するものが行き交ったとされる。また、明治の頃から鉄道が敷かれ、駅の周辺には市が立ち広く三重県からの来客もあり賑わった。

「一つでも多くお客様に喜んでいただく商品、喜んでいただくサービスを提供する。」を経営理念に日々取り組んでいます。


春乃峰4つのこだわり / 和醸良酒への思い

①原料へのこだわり・・・100年間湧き続ける地下水(鈴鹿山系伏流水の井戸水)と、地元甲賀産の酒米(玉栄・甲賀源流米)
②造りへのこだわり・・・創業以来この地で醸し続ける家族経営の蔵元杜氏で、昔ながらの作業を大事にする。

③販売へのこだわり・・・店頭販売にこだわり、お客様1人1人に。
④お客様へのこだわり・・・お客様のニーズに応える

 

浪乃音酒造
浪乃音酒造

創業は文化2(1805)。自然に育まれた美しい琵琶湖のほとりにあるのが浪乃音酒造。小さな酒蔵だからこそ小仕込みに徹し、丁寧に丁寧に心込めて醸しております。

理念は「古壺新酒(ここしんしゅ)」。俳人高浜虚子の造語で、伝統を守りながら新しい事に挑戦するという意味です。


精米歩合50%以上は蓋麹で作り、仕込みは小さく丁寧に醸しております。

 

安井酒造場
安井酒造場

明治17年創業から初代が、鈴鹿山系の伏流水であるやわらかな水と、冬場酒造りに最も適した気候(雪が少なく底冷えする)、それと良質な近江米が収穫出来るこの地が酒造りに適した場所であるためと聞いています。旧東海道49番目の宿場町である土山町は近江茶の一大産地でもあり茶畑が広がります。


 事業継承を見据え1998年より5代目利晴が杜氏として、また2020年から修行を終えて戻った6代目太郎が加わり親子で酒造りを行っています。新たに味わい深いお酒となる生酛(きもと)造りにも挑戦し、今後も探求を深め、より良い初桜をお届け出来るよう邁進してまいります。